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「IoTとビックデータを考えるシンポジウム」~IoTとビッグデータ活用で今までにない発想による価値創造への挑戦 !!~

平成29年度シンポジウム

「IoTとビックデータを考えるシンポジウム」

IoTとビッグデータ活用で今までにない発想による価値創造への挑戦 !!

 

第4次産業革命の世界的な潮流のなかで、IoT(Internet of Things)やビッグデータの話題が盛んになってきています。しかしながら、どのように活用すればよいか、また、どんな効果が得られるのかなど、まだほとんど分からないことばかりだという声をよく聴きます。そこで、今年のRISTシンポジムは「IoTとビッグデータを考える」をテーマとし、熊本県の中小の製造業をはじめとする産業界がこの新しい流れについてどのように取り組めばよいのか考えるヒントを提供することを目的として講演会を開催いたします。

交流会含めて多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

1.日時会場  平成29年10月19日(木) 13時30分~17時45分

ニューオータニホテルズ ザ・ニューホテル熊本

(熊本県熊本市西区春日1-13-1)

https://www.thenewkumamoto.jp/

 

2.主    催  くまもと技術革新・融合研究会(RIST)、公益財団法人くまもと産業支援財団

 

3.内   容

○開  会                                 13:30~13:40

○講    演

1.「IoT/データ活用によるイノベーションと製造業のビジネスモデル変革」   13:40~14:40

(一社)情報通信技術委員会事務局長 稲田修一 様(元総務省大臣官房審議官、元東京大学特任教授)

【概要】
「IoTを導入しデータ活用を始めたが、想定した価値を実現できない」というぼやき声をしばしば聴きます。IoT導入=価値創造ではないのです。むしろ導入後も、価値発見/創造に試行錯誤が必要です。特にハードウェア志向が強い製造業では、サービス化やコトづくりという今までにない発想による価値創造に挑戦しなければなりません。本講演では、IoT/データ活用によるイノベーションの本質、それが製造業に与える影響、デザイン思考などの新しい価値創造の方法論とモダンな開発手法への転換、そしてそれを可能にするマネジメントの役割について議論します。新規事業創出や価値創造の参考になれば幸いです。

 

2.「地方創生力で世界で勝つスマートシティ創りを目指すIoT益田同盟」        14:40~15:40

アーキテクトグランドデザイン株式会社ファウンダー チーフアーキテクト 豊崎禎久 様

【概要】

日本ではもはや死語になりつつあるスマートシティだが、世界では状況がまったく異なり、欧米中は、スマートシティの規格を作り、全産業をコントロールしようという試みが国家戦略の基本となる。スマートシティでは、センサーと統合された無線IoTデバイスが、歩行者の流れや交通の検知、水質や大気汚染の測定などを担う。海外調査会社によれば、スマートシティ向けデバイスの世界全体での出荷台数は、2017年の2億200万台から、2026年には14億台まで増えると言われています。

IoT益田同盟は、高齢者社会と地球規模の気象変動によって起こる気象災害に対応したスマートシティをコンセプトに、9つのセグメントを島根県益田市で様々な企業と「共築」しながらテストベッドを進めるプロジェクトで、ユニークなのは自立を理念に地方創生を、域内企業を軸に域外企業(大企業やテクノロジーベンチャー等)が支援する構図です。

スマートシティは長期的な展望が必要であり、関係する大小問わずの未来シフトする企業や地方都市が、長期的な成果にフォーカスすることは賢明であり、地方(リージョン戦略こそ重要)の特殊性を生かしたスマートシティ・プロジェクトを通じて、都市間連携や国家が直面する根本的な課題への対処がリアルに見え、各国政府や企業のアクションの中で、スマートシティ・プロジェクトが重要な位置を占めることになります。日本国も今一度、地方再興と自立を促すための未来課題に対応したスマートシティ・プロジェクトのグランドデザインを描くべきであろう。

IoT益田同盟は、ここ熊本との都市間連携を今回提案します。

 

3.「時系列ビッグデータのリアルタイム解析:新技術と挑戦」                15:50~16:50

熊本大学大学院 先端科学研究部 教授 櫻井保志 様

【概要】

近年のIoTデバイスの急速な普及に伴い、それらのデバイスから多様かつ大量のデータが生成され続けています。また、FacebookやTwitterなどの巨大なソーシャルネットワーク上を大量の情報が高速に流通しています。増え続ける大規模なデータ、すなわち時系列ビッグデータを高速に解析する時系列データマイニング技術は非常に重要になっています。本講演では、講演者が取り組んでいる時系列ビッグデータ解析技術、特に非線形テンソル解析とリアルタイム予測技術の研究を紹介します。さらに時系列ビッグデータ解析の応用例として、具体的な事例をいくつか紹介いたします。

 

○講師の方々との意見交換・ディスカッション                                 16:50~17:40

○閉  会                                      17:40~17:45

○情報交換会                                                                     18:00~

 

4.参加料  シンポジウム:無料

情報交換会:会費制 RIST会員(2000円)、一般参加 (4000円)

 

下記URL申込シートにご記入の上、10月13日(金)までに、ご返信いただきますようお願い申し上げます。

 IoTとビックデータを考えるシンポジウム」案内チラシ

 H29シンポジウム案内文&申込書

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