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第361回RISTフォーラム ~熊本城の復旧・復興とそれを支える最新テクノロジー

今回のRISTフォーラムは、熊本地震から復旧・復興が進む熊本を代表するシンボルである熊本城をテーマに開催します。

文化財であることから修復にはさまざまな約束事があるなか、地震などに耐えられる強度を持つこと、突然の災害で失った姿をどのように復元するかなど困難な課題があります。これらに取り組まれている熊本城総合事務所と、復元を技術面で支援された方々にお話をうかがいます。
講演の間で質疑の時間を十分取れるように致しますので、参加されるみなさま方と熊本城の復旧・復興について、あるいは文化財、建築物の保全や修復など幅広い意見交換が出来ることを期待します。

1.日 時  令和4年12月9日(金) 14:00~16:50 /交流会 17:30~19:30

2.場 所  TKP熊本カンファレンスセンター(熊本市中央区花畑町4-7朝日新聞第一生命ビル9F

3.主  催   くまもと技術革新・融合研究会(RIST)、(公財)くまもと産業支援財団

4.内 容

○開 会 挨 拶 14:00〜
14:05
1)熊本城~復旧の現状 14:05~14:35
 熊本市 文化市民局 熊本城総合事務所 副所長 濱田 清美 氏
天守閣と長塀は復旧を果たしたものの熊本城の復旧にはまだまだ長い時間を要します。
「熊本城復旧基本計画」の進捗状況を踏まえながら、熊本地震から6年を経た
復旧の現状とこれからを紹介します。
2)熊本城天守閣の復旧工事で適用された技術の紹介 14:40~15:10
 株式会社大林組 設計本部構造設計部 九州構造設計課 課長 堂地 利弘 氏
熊本城天守閣の復旧整備工事では、地震被害からの外観復旧のほか、耐震補強、展示
計画刷新、バリアフリー化など、博物館機能の向上が施されました。採用された技術
について紹介します。
~休憩~ 15:15~15:30
3)3次元画像認識技術を用いた熊本城石垣照合システムの開発 15:30〜16:00
 熊本大学大学院 先端科学研究部 教授 上瀧 剛 氏
熊本地震で崩落した石材を元の正しい位置に戻すには、石材数が膨大なため、
これらの照合作業を目視で行うことは困難です。この照合作業を支援するために
開発された3次元画像処理技術を用いた石垣照合システムについて紹介します。
4)熊本城天守閣の3次元データ化とその活用 16:05~16:35
 株式会社構造計画研究所 デザイン工学部 建設デザイン室室長 髙橋 将幸 氏
熊本地震発生後には熊本城天守閣の被災状況を全て3次元データ化しアーカイブ
されました。その際に利用された技術と3次元データの活用について紹介します。
○閉 会 挨 拶・閉 会 16:45〜
16:50
閉会後、近隣会場にて交流会を開催予定
(会費 : 会員2,000円 / 一般4,000円)

5.参加料   フォーラム:無料
交流会:会員2,000円 / 一般4,000円

6.お申し込み WEB申し込み か、RIST事務局(rist@kmt-ti.or.jp)までご連絡ください。
(お申し込み締め切り:12月5日)

※今後の感染拡大状況によっては、開催方法に変更が生じる可能性がございますので、

あらかじめご了承ください。

※ご記入いただきました個人情報は、本フォーラムの申込処理及び今後のRISTの催しの案内に限定して使用します。

◆会場地図◆

事務局

 

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