平成28年度技術検討会「ゲームニクス」

世話役:佐藤 達哉(熊本県産業技術センター)

1  事業概要

目的  ゲームニクスは、長年、ゲーム制作現場で培われてきた「人を思わず夢中にさせる仕組み」や「快適で使いやすいユーザー・インタフェース(UI)」などのノウハウを体系化したものである。本技術検討会では、電子機器や製造装置等の操作部、Webサービス、マニュアル、電子カタログなどインタラクティブなインターフェイスに対して、ゲームニクスを導入し、ユーザーの意図したとおりの結果にさりげなく誘導するためのインターフェイス構築やその効果の検討を行う。
内容 ①ゲームニクス理論に関する概要と手法に関する講習
②ゲームニクスの導入検討と実践における課題整理や導入前後の比較、効果の検証等
③先行事例の情報収集、応用事例の検討
計画 2ヶ月に1回程度、講習会等を開催。
キーワード ゲームニクス、ユーザーインターフェイス、インタラクティブ、マニュアルレス、操作性
目標及び
その進め方
① ゲームニクス理論に関する概要と手法に関する講習
ゲームニクスの概要や導入事例、実践するための5原則、効果が得られやすい応用分野などゲームニクスに関する基礎的な知識を身に付ける。セミナー形式で実施。年1回、ゲームニクスの提唱者であるサイトウ・アキヒロ氏を招聘予定。
② ゲームニクスの導入検討と実践における課題整理や導入前後の比較、効果の検証等
希望する県内企業が試験的にゲームニクスを導入し、インターフェイスを構築するまでの実践を行う。実践企業には導入行程毎にタスクを設定し、タスクをクリアしていくことで導入を試みる。
また、実践企業がタスククリアで得た課題や導入にあたっての注意点、導入前後の比較等の情報については、検討会において報告を行い、参加者全員で情報を共有する。併せて、手法や導入効果の検証等についてディスカッションを行う。テレビ会議システムを活用したゼミ形式で実施予定。
③先行事例の情報収集、応用事例の検討
ゲームニクスには人を夢中にさせる仕組みによりモチベーションや継続性の維持に効果的であることから、既に、教材、電子教科書、リハビリ支援等の分野にも応用されている。その先行事例に取り組んだ企業、大学等から現場の話を聞くと共に、ICT活用や医工連携などの分野での応用事例について検討する。年1回、先行企業、大学等から講師を招聘し、セミナー及びディスカッション形式。
対象者 ・装置等の操作部、Webサービス、電子カタログなどユーザーインターフェイスの設計、開発等に関わる方。
・教育、ヘルスケアなどの分野において学習効果や継続性を高めるためにICT活用を検討されている方。
会員 平田機工株式会社、ソフトウエアビジョン株式会社、熊本県産業技術センター等