平成28年度事業化PJ「自然環境保全型無農薬オゾン応用機器開発研究」

世話役:山下 義隆(サンワハイテック)

1  事業概要

目的  農薬による環境破壊並びに人体への悪影響が世界的に問題になっている状況において、自然環境保全に貢献でき、かつ人体への被害も極小化可能な農業用機器を開発する。
内容  オゾンガスの殺菌・消毒能力と、人体に対する有害性という二律背反的課題を克服する技術開発を行い、化学肥料に頼らない農業における消毒や畜産における消臭等を実現する装置を開発し市場投入する事業。
平成28年度は、国内においては、熊本大学、崇城大学等の研究機関と実証実験を重ね、本装置の完成度を高めると共に、活用シーンの具体的検討を行う。
計画  月に1回程度、選任メンバーによる技術交流を通じ、課題抽出、装置改善などを実施しながら、市場調査並びに装置開発のための研究を推進する。
キーワード 自然環境保全、オゾン応用技術
目標及び
その進め方
 熊本大学光木准教授、環境エネルギーラボ蛯原健治代表と一体となり、崇城大学、東海大学、熊本県産業技術センター等の指導を受けながら、本装置試作品の完成度を高めると共に、活用シーンを選定し、それに最適なシステムの構築を行う。
対象者
 農業・環境保全機器関連分野の方
会員  自然環境保全型無農薬オゾン応用機器(仮称『PecoShower』)開発の趣旨に賛同頂ける企業や研究機関の方々。