公共交通バス2技術検討会の活動紹介
(横浜市におけるEVバスの実証実験)

 

熊本大学、(株)イズミ車体製作所らの産学官プロジェクト(環境省委託事業)が開発した
EVバスの実証実験を横浜市で開始しましたので、RIST会員の皆様に配信します。

「公共交通バス2」技術検討会世話役
熊本大学大学院先端科学研究部 シニア准教授 松田俊郎

(横浜実証実験動画)

このプロジェクトは、最新の電気自動車技術を使って低価格で実用性の高い普及型EVバス技術を実現し、全国的なEVバスの普及を目指すもので、2018年の熊本での実証実験を経て、更に進化した技術で横浜市営バス路線での実証実験をスタートしています。

(技術開発内容の詳細)

熊本県では、2013年から熊本大学と(株)イズミ車体製作所がEVバスの研究開発をスタートし、
2014年にイズミ車体製作所が、ものづくり補助金を活用した中型EVバス試作車を完成させています。2016〜2018年度には、熊本大学、イズミ車体製作所、九州産交バス、熊本県が、環境省の普及型EVバス技術開発事業の採択を受け、2018年度に、熊本市も推進組織に参加して、実証試験車「よかエコバス号」を熊本市近郊路線で1年間運行しました。

今回紹介するプロジェクトは、それに続く環境省の2018〜2020年度事業であり、最新の電気自動車技術を導入した普及型EVバスの実用性を大都市圏の横浜市で実証するものです。

このように熊本で育ててきた「熊本発EVバス」技術は、今年11月に運行を開始した熊本城周遊バス(しろめぐりん)のEVバスを皮切りに、今後、多くの路線バスやコミュータバスなどに拡大してゆくことが期待されます。

RISTでは、2014年以降、EV技術、EVバスを題材とした技術検討会を設置すると共に、月例フォーラムやシンポジウムでも情報共有、論議を進めて参りましたが、今年度についても、横浜での実証実験などの最新状況を踏まえて、EVバスを始めとする次世代モビリティ、電力連携、それらから派生する技術やサービスについて取り上げるフォーラムの開催を計画しております。実現しました際には皆様にご参加いただければ幸いに存じます。

ご質問や、ご意見がございましたら、RIST事務局までお寄せください。
何卒よろしくお願いいたします。