平成30年度技術検討会「公共交通バス」

世話役:松田俊郎(熊本大学)

1  事業概要

目的 持続可能な交通システムの基幹となるべき熊本の公共交通バスの維持、発展の為のシステム、技術を検討し、交通政策、環境政策に反映させると共に、地場企業のビジネスを創出する。
内容 ①熊本の公共交通バスの課題を共有化し、改善の方向性と方策を議論する。
②熊本市で進めているEVバス実証試験の情報を共有する。
③熊本県、熊本市とEVバス普及を目指した交通政策、環境政策を検討する。
④関連技術の製品化を目指し試作品の研究開発を行う。
(要あらばバス等への実装による検証を行う)
⑤ICT技術を活用した広域情報システムやクラウドとの相互連携を検討する。
⑥バス会社とも協働で検討する。
計画 年間3回程度の技術検討会を開催する。またワーキンググループ会議を適宜開催する。
キーワード 公共交通バス、バス利用者、交通政策、環境、燃費、情報システム、バスロケーションシステム
目標及び
その進め方
① 情報収集及び現状調査を行い、検討する分野と方策の絞り込みを行う。
② 製品開発に必要な技術を集約する。要あらば、要素技術の開発を実施する。
③ 定期的に情報交換と進捗確認を目的とした会等を開催する。
④ 各種競争資金等を活用して、試作品の開発及び課題の抽出を行う。
⑤ 最終的には路線バスに実装して効果の検証を行う。
対象者 ①公共交通バスの課題と改善に熱意と興味がある人
②交通システム、ICT技術、バス自動車技術、バスの運用や設備等に関連する研究者や事業者 他
③バス会社、自治体の交通政策、環境政策担当者
会員 常時募集する。